関東地区電気エネルギーを考える委員会主催のセミナーが開催されました。

日 時:令和4年1月28日(金)13~14時
場 所:電気工事会館7階会議室(東京都中央区築地3-4-13)
講 師:東京電力エナジーパートナー株式会社
    販売本部 お客さま営業部
    部長 山川 和美 様
テーマ:カーボンニュートラルに向けた取組みと新たなサービス展開について

令和4年1月28日、弊会の関東地区電気エネルギーを考える委員会主催のもと、同委員会委員を対象としたセミナーが開催されました。

本セミナーでは、東京電力エナジーパートナー株式会社より、販売本部 お客さま営業部 部長 山川 和美 さまを講師としてお招きし、「カーボンニュートラルに向けた取組みと新たなサービス展開について」の演題のもと、様々な分野における東京電力グループの取組みについて講演いただきました。

はじめに、テーマに沿った大枠な取組みについて、グループとしてのビジネスモデル変革として、2030年度目標と2050年目標とをそれぞれ掲げていることが説明されました。
ここでは、目標達成に向け、社会・系統・供給の三側面から、グループ全体を挙げての具体的な今後のサービス展開と達成目標値が示されました。

次いで、法人・家庭の各分野の状況と取組みについて説明がされました。
法人分野においては、今後急激な再エネ需要が予測されることを見据え、顧客企業の要望に沿った再エネメニュー提案を行うことで、企業のブランディングと共に環境貢献へのサポートを行う取組みについて説明がされました。

家庭分野においては、国土交通省の指針に則り、住宅の脱炭素化推進は即ちZEHの推進であるとしたうえで、ZEHを取り巻く状況と課題について解説がされ、それらを踏まえた暮らし方の提案を行うことが提示されました。
具体的な取組みとして、主に太陽光発電設備が発電する時間帯に空気の熱を利用してお湯を沸かす「おひさまエコキュート」をはじめ、太陽光発電の自家消費拡大を念頭とした新たな料金プランの整備により、消費者の安心とお得と共に、一般家庭における環境貢献をも提案していく取組みが紹介されました。

その後、こうした住宅分野の取組みにおいては、電気・メニューを売るに留まらず、消費者の宅内に入り込んでのサポートを展開していくことから、電気工事業界とも連携し、サービスに協力いただければありがたいとの説明がありました。

最後には、省エネ情報発信や機器のアフターフォローを以て安心安全を実現すると共に、断熱性に乏しい既設住宅の省エネ住宅リフォームのサポートも行うことで、無理なくカーボンニュートラル促進と、健康快適な暮らしのお手伝いをできれば良いと結ばれました。