競技大会とは
電気工事の的確な施工と、安全を重視した基本作業の定着及び公衆安全の確保を図ることはもちろん、非常災害時における、電気の復旧作業については、迅速かつ適切な対応が求められる中、日頃の技術・技能の研鑽が重要である。そこで、復旧工法の工夫や改善、安全意識の向上を目的として実施しており、改善成果の確認ならびに工事例を公表し、水平展開することで、より高いレベルの定着化を計り、緊急時対応に備えることとしている。
事業の経緯
平成4年、技能向上を図ることを目的とした「第1回全関技術競技大会」を開催し、その後平成14年に、信頼される登録調査員として、調査員の調査技能向上を目的として競技内容に加え、現在に至っている。
事業の取り組み
新設・撤去工事3名、調査業務1名、補欠1名の計5名を1チームとし、各都県1チームが参加、課題の新設工事・調査業務・撤去業務を決められた時間内に完成させる。また、作業の手順や安全作業もチェックされ、上位5チームを表彰する。
新設工事
分電盤取付工事、EEポールの建柱、引込線の架線、接地工事等
調査業務
取付店~分電盤までの点検、分電盤の施設状況確認、接地抵抗、電圧測定等
撤去工事
引込線撤去、電力量計およびアンペアブレーカー撤去、EEポール撤去等